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小田原・箱根・湯河原・真鶴 コラム

公開日:2024.07.27

元セリエA記者・佐藤貴洋がFリーグ解析
1/Fゆらぎ
1/fゆらぎのような「五感に響く心地よさ」をFリーグで

 Fリーグ17年で16度優勝の絶対王者・名古屋を迎えた一戦。積極果敢な守備でリズムを作った湘南が前半を2-0も、後半は名古屋に主導権を握られ一時は逆転を許す展開に。湘南は残り42秒、敵陣右サイドから主将FP=フィールドプレーヤー=高橋広大のキックインをFP堀内迪弥が右足で合わせて劇的ドローに持ち込んだ。

 劣勢時に本職GKの代わりにFPがGKユニフォームを着用し5人攻撃を展開するPP=パワープレー=が長時間に及んだこの試合。ともに一時は勝利勝点「3」を手中に収める中で勝点「1」を分け合う結末も、両チーム諸刃の剣による勝利への演舞は心地よかった。

takaの目 試合採点&寸評

6/10点満点

 

湘南3-3名古屋オーシャンズ(7/20 @小田原アリーナ)…

これまでリーグ戦5勝2分40敗の名古屋相手にハイプレスで前半は文句なしも後半は燃料切れか。PP時の守備に課題も,湘南らしさを発揮した価値あるドロー。

 

佐藤貴洋…

西湘高〜慶応大学を経て渡ったイタリアで日刊スポーツ「セリエA通信員」として元日本代表MF中村俊輔らを取材(2002〜07年)、帰国後はJリーグ、プロ野球などを取材(2007〜12年)。現在はライターやクリエイティブディレクターなどで活動中。小田原フットサルアカデミー(FAO)広報広聴委員会委員長。

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