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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2026.10.31

酒匂中学校 『大地讃頌』平和歌い継ぐ 歌詞に学ぶ原爆展、校内で初開催

  • 展示を見ながら感想文を書く生徒ら

    展示を見ながら感想文を書く生徒ら

  • 校舎に掲出された平和都市宣言の垂れ幕

    校舎に掲出された平和都市宣言の垂れ幕

 小田原市立酒匂中学校で10月19日から30日まで、同校初となる「原爆展」が開催された。

 会場には、広島市から取り寄せた被爆者による絵画や小田原市役所から借り受けたパネルなど、当時の被害状況や原爆について記された展示物50点以上が並び、市の平和都市宣言の垂れ幕も校舎に掲げられた。

 開催のきっかけは、同校の卒業式で卒業生退場の際に全校生徒で歌い継がれている合唱曲「大地讃頌」。社会科の水野喜代治教諭は、生徒の多くが同曲と原爆との関わりを知らないことに気付き、「この曲を今でも卒業式で歌っているのは市内でも我が校だけ。歌の背景を知り、これからの平和について一度立ち止まって考えてほしい」との思いから展示を企画したという。

 期間中、全校生徒や教職員が展示を見学して書いた感想文は、加藤憲一市長に直接手渡す予定。生徒会会長の市川詩織さん(2年)は「被害の状況に衝撃を受けた。二度と原爆が落ちるようなことがないようにしたい」と話した。

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