足柄版 掲載号:2015年11月14日号
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35周年を迎えたコーラスグループ「混声ポピン」の代表を務める 山梨 まみゑさん 大井町金子在住 74歳

35年の想いを歌声に

 ○…大井町民を中心に31人が所属するコーラスグループ「混声ポピン」の代表として、35周年記念コンサートの実行委員長も兼任する。11月29日の本番を前にメンバーの気持ちもまとまってきた。「息が合った時のハーモニーをぜひ感じてもらいたい。35年間で作り上げてきた”心に響く歌声”を観客の皆さんに届けられたら」。仲間と1年半かけて準備を進めてきた集大成を見せるつもりだ。

 ○…もともとは子育て中の母親のサークル「母親クラブ」の活動として、子どもと一緒に歌っていた程度だった。町内在住のピアノ講師を指導者に迎え、2年後には女声コーラスグループ「ポピンコール」を立ち上げ、町の文化協会に加盟。次第に活動は本格化していった。98年に国体の大井町会場で披露した100人で合唱したことがきっかけで男性が加わり、混声合唱団となり、2013年には文化庁主催の国民文化祭に出場するまでになった。35年続けられてきた秘訣を尋ねると「メンバーの協力があってこそ」と仲間の存在を一番に挙げる。

 ○…小田原市生まれ。西湘高校を卒業後、建築事務所で働き、23歳で結婚。1女1男の子にも恵まれ、70年に大井町に移り住んだ。現在は夫と息子、共働きで忙しく働く長女の孫を預かり一緒に暮らし、一家の要としてパワフルに動きまわっている。「今年大学生になった上の孫が、渋沢にある娘夫婦の家に戻った。少しさみしくなりますね」。

 ○…「来年は”第九”に挑戦しようという話もある」。35年の間にメンバーの入れ替わりもあるが、「歌うことが好き」というメンバーの根底にある気持ちは昔も今も変わらない。「長いことやっていると、やることが固まってきてしまうので、若い人の感性や外部団体との交流が、新しい方向性を見出す刺激になる」。35年で培ってきた信念を守りながら40年、50年と進化していく合唱団の未来が「楽しみ」だ。

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