あしがら写中 Vol.11
南足柄市と小田原市の2市協議について▽この協議は任意の協議です。協議会の委員の半数は民間人で官民の均衡は一応保たれています。来年秋の会議終了で一定の方向性が結論付けられる見通しですがそれを受けて合併とはなりません▽そこから【1】両市長が法定協議会へ進むか否かを判断し、【2】両市議会が議決して2市間で法定協議がスタートします。さらにその後、【3】両市長が両市議会に合併協約の議案を提出するか否か判断し、【4】提出された議案を両市議会が議決し、県知事が県議会に可否を問い、【5】県議会が議決し最終的に総務省が合併を認める流れです。それゆえ今の2市協議は任意協議なのです▽途中【2】と【3】の間あたりで住民投票を実施してもその結果に強制力はありません。つまり合併を決定するのは行政ではなく、両市長と両市議会、つまり選挙で選ぶ政治家となります▽合併についてこの先、両市長と両市議会議員がどんな判断を示すのか。これがニュースの焦点となります。