あしがら写中 Vol.36
賑わいについて▽松田町が国道246号線に面する町有地の利活用に本格始動した。集客力と防災力を兼ね備えた、新たな拠点づくりを始める。町営住宅の整備で培った民活のノウハウをここでも生かす攻めの姿勢で、そのアイデアを丸ごと潔く民間に求めている▽大井町では先ごろ、ブルックスホールディングスが未病発信拠点のビオ・トピアを開業した。県西地域の特産品を集めたマルシェや農山漁村の食材を使った健康志向のレストラン、未病産業のベンチャーエリアとしての発展も期待できる▽南足柄市には「道の駅」の計画がある。実現すれば県内4〜5カ所目となる。足柄平野の魅力をくまなく堪能するための「ハブ駅」や圏域の産業がさらに元気になるための「きっかけ拠点」にもしたいところだ▽連休を利用して群馬県内を巡った。群馬には道の駅が32カ所ある。そのうち5カ所を巡ったがどこも繁盛していた。地元生産者や事業者が朝からこぞって商品を並べる“商売”が賑わいを担っていた。その雰囲気に思わず財布の紐が緩んだ。