山北町は10月1日、三保小学校を川村小学校に統合することを方針決定した。
三保小学校は児童数の減少により、小規模化が顕著に進み、集団行動が十分にできない状態に。学習面やコミュニケーション力など豊かな心の育成にも影響が大きく、学校の運営方針や教育方法の改善では解決できない状況となっていた。
現状では1年生と3年生は不在。2年生は2人(特別支援学級1人)、4年生は4人(同1人)、5年生と6年生は1人ずつで、2・4年生と5・6年生で複式学級の形をとっている。
同校の保護者と地域で意見交換や議論を重ねてきたが、統合やむなしの総意が示され、令和3年3月末で閉校し、4月から川村小へ統合となった。
4年前の清水小統合の際にも議論になったが、存続を選択していた。
今後は統合にともなう諸課題について、保護者、学校関係者らが話し合い、解決に努めていく方針だ。
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