JR御殿場線山北駅に11月30日、日時や登山者、ルート、装備などを計画をまとめた「登山届」を入れる箱が新たに設置された。「共和地域振興会」と「NPO法人共和のもり」が共同で寄贈した。
近年、新型コロナウイルスの影響で、密を避けるレジャーとしてアウトドアブームに一層火が付いている。中でも人気なのはキャンプや近場の低山登山だ。山北町にある大野山や高松山も大都市圏からアクセスが良く、標高1000m以下で富士山を望む絶景が楽しめるとあって初心者にもおすすめのハイキングコースとして知られている。
登山者の増加とともに危惧されるのが山岳遭難。松田警察署の山岳救助隊によれば、遭難理由で最も多いのが道迷い。登山歴や年齢に関係なく、事前の準備不足が主な理由。「低山でも難易度が低く、簡単に登れるわけではないことを知って」と呼びかける。
こうした中、準備を万全にしてほしいと立ち上がったのが箱を寄贈した地元の2団体。この日は江上徹さんと池谷仁宏さんが出席。澤井勇二駅長に設置を報告した。2人は「安全に登山を楽しんでもらいたい。登山者の皆さんは活用してほしい」と話した。
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