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足柄 人物風土記

公開日:2025.02.22

山北町スポーツ協会バレーボール部の部長として競技の普及に尽力する
加藤 康智さん
山北町向原在住 48歳

元気に楽しくがモットー

 ○…3月2日(日)、山北中学校体育館で開催される「第46回山北町バレーボール祭」を主催する町スポーツ協会バレーボール部の部長を務める。6月の町主催の球技大会と並び、町内で最も大規模な大会には自身も20代からプレーヤーとして参加。30代前半からは運営にも携わる。昨年4月には部長に就任し、責任者となった。「山北は昔からバレーボール熱が熱い地域。半世紀近い歴史がある大会なのでなるべく続けていきたいです」

 ○…山北町生まれの山北町育ち。清水中学校、吉田島農林高校(いずれも当時)でセッターとして活躍、大学進学後も競技を続けた。開成町職員として奉職するかたわら、山北クラブに所属し、毎週汗を流す。「バレーボールのおかげで多くの仲間が増え、大切な宝になっています。妻とも競技を通じて知り合ったんですよ」と照れ臭そうに話す。

 ○…「体を動かすのが好きで、休みの日はいつも出掛けています」という通り、夏はサップ、冬はスキーへ。高3の娘と中3の息子も地元チームに所属し、息子は高校進学後もバレーボール部に入部する予定。「これからは応援に忙しくなるかもしれませんね」と微笑む姿から優しい父親の姿が垣間見える。

 ○…創立20周年を迎える小学生チーム山北JVCの女子部監督も務める。山北中バレーボール部のコーチに2000年代初頭に就き、その強化のため05年3月、松田浩義代表とともにチームを発足させた。これまでの卒業生は計128人。現在、男女合わせて34人が水曜、土曜の週2回練習を行う。「小学生はまずは楽しさを伝え、競技を続けてもらうのが大切です。その中から中学、高校と活躍する選手が出ればうれしいですね」と話した。

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