箱根・湯河原・真鶴版
公開:2018年10月19日
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リバティ小田原日本語学校(本町)と地元企業4社が9月25日、タイ教育省・タイ日人材育成協会と協定を結んだ。
リバティ小田原日本語学校は2年前、県西初の日本語学校として開校。10月1日現在、アジア6カ国の留学生合計52人が学んでいる。今回の協定は、同校での学習と、提携企業4社でのアルバイトによる職務経験を実施研修として、タイの国立大学・専門学校の単位取得ができるようにするもので、2国間では初。
湯本富士屋ホテルで行われた調印式には、小田原百貨店の神戸洋一社長、富士屋ホテルの勝俣伸社長、吉池旅館の鈴木和男社長、報徳二宮神社の草山明久宮司が出席。留学生の資格外活動(バイト)の受け入れ企業として協定書を交わした。
また、タイ日人材育成協会会長のテムラック・チャオ博士は「タイには5千社の日系企業があり、毎年140万人の日本人観光客が訪れている。日本で学ぶことで就職の道が開くのでは」と期待を寄せた。