東中学校(山口勝校長)の卓球部男子が、3月19日(土)と20日(日)に栃木市総合体育館で行われる「第18回関東中学校選抜卓球大会」に神奈川代表として出場する。市内からの参加は同校のみ。
この大会は、関東各都県の優秀校を選抜して行われるもの。山梨県、群馬県、東京都、埼玉県、千葉県、茨城県、神奈川県、栃木県から男女各48チームが出場し、団体戦で日ごろの練習の成果を競う。
同校卓球部は、昨年12月に秦野市総合体育館で開催された「第57回神奈川県中学生卓球大会」で男子団体3位の成績を収め、関東への出場を決めた。メンバーは、横沢卓(たかし)部長と昨年11月に全日本卓球選手権カデットの部に出場した木村雅也さん、県カデット卓球選手権大会でベスト16の野呂憲史郎さん、加藤寿史(ひさし)さん、白井礼(まさし)さん、石渡祥貴さん(よしき)さんの2年生6人。
3年生部員がおらず、現2年生が中心に活動してきた同部。小学校のクラブ活動で卓球を経験したメンバーも一部いたが、ほとんどが未経験者だった。毎日の部活動以外にも市総合体育館での自主練習や、高校生との試合にも積極的に挑んだ。「1年生のときから試合に出ていたから、今ではあまり緊張はしなくなった」と木村さんが振り返るように、試合経験を多く積んだことで技術を磨き、大会で練習の成果を発揮できる精神力も身につけた。
昨年4月からは1年生も加わり、チームをまとめる難しさに直面。「とにかくメリハリをつけて、練習するように気をつけた」と横沢部長は話す。加藤和宏顧問は「卓球が好きだったことが、成長につながったのでは」と分析する。
関東大会に向けて野呂さんは「練習でやったことは無駄にならない。落ち着いて臨みたい」、白井さんは「思う存分試合ができるのは嬉しい。強い人から技術をたくさん吸収したい」と目標を話した。また加藤さんは「まずは1勝する。そして、その試合で自分は絶対に負けないようにする」、石渡さんは「県大会は、怪我を抱えての出場だった。関東では、自分らしいプレーをしたい」と意気込んだ。
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