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公開日:2011.05.21

夢のある農業と豊かな社会をきずく
JAはだのが第48回通常総会を開催

  • 古谷茂男組合長

  • 総会には多くの組合員が出席した

自己資本比率20・34%と極めて高い水準を確保



 JAはだの(古谷茂男代表理事組合長)は第48回通常総会を5月18日(水)、秦野市文化会館大ホールで開いた。会場には多くの組合員が出席し、上程した5議案を原案通り全会一致で可決した。



 同JAでは、TPP(環太平洋連携協定)問題について農業者とJAグループ役職員が一体となり、参加阻止に向けて広く社会に理解を求める運動を展開しています。このような環境の中で、運営基本構想に基づく第二次中期経営計画(2009年度〜2011年度)中間年度の実践に取り組み、組織基盤の強化と拡充に向けて、「組合員一万世帯」を目標に加入促進運動を展開した。



 事業活動では「地域農業振興計画」の実践をすすめ、農業生産工程管理(GAP)導入の推進、観光農業促進や多様な担い手の育成、地域ごとに営農振興の課題解決に取り組んできた。



 さらに、「はだのじばさんず」を「地産地消」実践の拠点として出荷者拡大による委託販売品目の充実、品質の向上と併せて生産履歴記帳の徹底指導により、消費者に支持される店舗運営につとめ、昨年度の売り上げは10億6千万円に上った。



 経営面では、JA運営への女性参画拡大を目的に女性理事選出のあり方を検討するとともに、信頼されるJAづくりのため、業務改善と効率化を目的に内部統制システムの構築をすすめた。また、コンプライアンス態勢の充実強化と厳格な資産査定により経営の健全性確保につとめた。



 経営の健全性の目安である自己資本比率については、20・34%(自己資本比率規制4%以上、JAバンク自主ルール8%以上)と極めて高い水準を確保するとともに、当期剰余金は5億5千万円と、組合員に協同活動の成果を報告した。



 2011年度は運営基本構想に基づく第二次中期経営計画の最終年度にあたり、実践課題に引き続き取り組むとともに、さらなる組織・事業の拡充強化を目指し、「夢のある農業と次世代へつなぐ豊かな社会を地域できずく」の基本理念のもと、地域農業の振興に軸足を置き、組合員と利用者の負託に応えるべく協同組合運動の躍進に向けた活動に取り組んでいく。

 

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