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公開日:2012.01.14

小田急電鉄ロマンスカー
「あさぎり」が秦野に
3月17日からダイヤ改正

  • 3月以降、秦野駅に停車する御殿場線直通の「あさぎり」。ロマンスカーMSEで運行される

  • 通勤車両として馴染み深い5000形。現在同社で稼動している通勤車両では最も古い

 小田急電鉄株式会社(本社・東京都新宿区/山木利満社長)では3月17日(土)、ダイヤ改正を実施する。これにより、JR東海御殿場線直通のロマンスカー「あさぎり」が新たに秦野駅に停車するなど利便性向上が図られる。



 同社では、設備の拡充や利用者の動向など、必要に応じてダイヤ改正を実施している。今回は2009年以来の改正となり、主に利便性と速達性の向上に主眼が置かれている。



 秦野での大きな改正点としては、これまで秦野市内を通過していた「あさぎり」が、上下線全てで秦野駅に停車する。



 あさぎりは現在、新宿駅からJR沼津駅まで運行し、観光での利用客が多い。御殿場駅で乗り換える利用客が多い状況から、改正後は終点が御殿場駅に変更となるが、秦野駅のほかに相模大野駅や新百合ヶ丘駅も新たに停車駅に加わるため、観光での下り方面の利用はもちろん、都心へ向かう上り方面でも利便性が向上する。



 その他にも今回の改正では、朝方・夕夜間を中心にロマンスカーを増発。土休日は快速急行が1時間1本増発となるほか、一部列車の運転区間・停車駅を変更する。さらに、途中駅での車両の切り離しを廃止し、スムーズな運行を目指す。



 詳細な運行ダイヤについては現在調整中で、2月中旬以降に同社ホームページや小田急線各駅にて告知されるという。



 また、改正に伴い同社車両のロマンスカーHISEとRSE、通勤車両5000形の3車種が引退する。



 小田急ロマンスカーのイメージリーダーとして活躍したHISEや、通勤電車の主力として馴染みの深い5000形などの引退にあわせ同社では、引退記念グッズの告知や記念壁紙のダウンロードができる特設サイト(http://www.odakyu.jp/lastrunning/)を開設している。1月下旬からは引退車両にまつわるストリーも公開される予定だという。

 

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