秦野 社会
公開日:2012.10.25
南方からの迷チョウ発見
リュウキュウムラサキ
市内堀西の杉山美智子さん宅の庭で10月15日、八重山列島や南西諸島で見られる大型のタテハチョウ「リュウキュウムラサキ」が発見された。
美智子さんが同日昼頃に庭を眺めていたところ、「見た事の無いチョウがいる」と急いで写真撮影をしたという。持っていた図鑑では紹介されていなかったため、美智子さんもボランティアとして携わっている自然観察施設くずはの家(高橋孝洋所長)に相談した。
同施設で自然観察指導をしている昆虫分科会リーダーの岡山清明さんは、「確かにリュウキュウムラサキ。市内で見られるのはとても珍しい」と話している。
杉山さんは「すごく綺麗なチョウでドキドキした。もう一度、わが家に遊びにきてほしい」と話している。
リュウキュウムラサキは地理的変異も著しく、国内では4型の記録がある。南西諸島南部では土着しているが、それ以北の土地では迷チョウ扱いとなる。
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