戻る

秦野 教育

公開日:2015.10.22

母校を想い 歌声響く
校歌祭が秦野で初開催

 神奈川県内の県立高校同窓会が校歌や応援歌を披露する「第10回青春かながわ校歌祭」が、10月17日に秦野市文化会館で開催された。



 高校や旧制中学校の校歌や応援歌の伝承と振興を目的としており、卒業生だけでなく在校生も参加し、交流の場にもなっている。2006年から毎年行われており、今年は秦野市で初開催となった。今回の出場校は27校で、過去最多。秦野市からは秦野総合高校同窓会と、秦野高校同窓会・広陵会が参加した。幹事校は、来年創立90周年、草創130周年を迎える秦野高校広陵会が務めた。



秦野総合高校同窓会



 トップバッターで歌声を披露したのは、秦野総合高校同窓会。第1回から10回連続出場をしており、今年は50人が参加した。披露したのは、同校の前身である大秦野高校で歌われていた「大秦野高等学校校歌」と、現在の「秦野総合高等学校校歌」の2曲。1958年度卒業の榎本喜美江会長(75)=ひばりが丘在住=は、「第10回という記念の大会が地元で開催されて嬉しい。校歌祭は同窓生のつながりや、愛校心を育む意味があると思う」と話した。



秦野高校広陵会



 今大会の最後を飾ったのは、幹事校の秦野高校広陵会。卒業生と在校生、総勢350人が出場し迫力あるパフォーマンスを披露。校歌や応援歌3曲を歌った。畑野公保会長(79)=伊勢原在住=は「卒業生の多くが校歌を忘れていなかった。在校生と交流できたことも嬉しい」とコメント。畑野会長は今回の校歌祭実行委員会委員長も務めており、「130年という県下で最も古い我が校が、校歌祭10年目という節目の年に幹事校に選ばれたことは誇りに思う。改めて力を入れ、来年以降も皆さんと校歌祭を盛り上げていきたい」と話した。

 

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

秦野 ローカルニュースの新着記事

秦野 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS