パンのくま小屋(秦野市今泉323の11)店主の秋保真紀(まさのり)さん(45)が1月20日、母校の市立南小学校(今泉699)で「パン作り教室」の講師を務めた。
企画したのは同校の5年5組。同クラスは総合の授業テーマを『つながり〜未来の自分とのつながり〜』としており、様々な職業を知り、将来の選択肢を広げるための職業ブック製作を進めていた。
「パン屋になりたい」という児童がおり、担任の小椋正浩教諭が面識のあった秋保さんに教室を打診。開業時からの目標が「パン屋として地域貢献する」ことだった秋保さんはこれを快諾。昨秋から生徒が帰宅時に店舗に寄り、打ち合わせを進めてきた。
当日はクラス分の材料を秋保さんが準備。醍醐味を味わってもらおうと手ごねで生地を作り、ふっくらとしたパンを焼きあげた。給食後にパンを食べた児童は「美味しい」と笑顔に。秋保さんは「母校に少し恩返しできたかも。子どもたちには興味を持った事にどんどんチャレンジしてほしい。そのうちの一つにパン屋があるって事を覚えていてくれると嬉しい」と話した。
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