秦野 文化
公開日:2018.04.06
大舞台に向け練習中
丹沢アルプホルンクラブ
「丹沢アルプホルンクラブ」(豊島禮治会長)は、丹沢まつりの山開き式(22日)で演奏するアルプホルンの練習に励んでいる。当日はチロル風のコスチュームを着てリズミカルな「ベンクリアルプにて」とワルツの様な流れる曲「ルツェルンのうた」を予定している。
3月29日、南が丘公民館で練習する会員は真剣。「楽譜通りではなく、指揮者のふりにスピードを合わせて」と豊島さんの声が出る。山開きに花を添える重大な役割なだけに、練習に力が入る。
同クラブは2004年に創立。豊島さんは3代目の会長だ。現在会員は20人。活動は週2回。南が丘公民館や保健福祉センターを主な練習会場にしている。丹沢まつりでの演奏のほか各イベントなどで演奏し、地域社会とのふれあいを図ることを目的に活動している。
長さ3m40cm、重さは約4kgのアルプホルンは、約10カ月かけ会員自らが製作したものだ。アルプホルンの魅力を聞くと皆「音色」と即答。やさしい響きがなんともいえないと口を揃える。でも「最初は音が出ずに苦労した」と笑う。豊島さんは「皆一生懸命練習している。本番では良い演奏が披露できる」と話す。
現在、会員の減少など将来を見据えた問題を抱えている。「アルプホルンの音色をいつまでも届けられるようにしたい。興味のある方は一報を」と呼びかけている。
問い合わせは【電話】090・1537・0114豊島さんへ。
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