秦野市で活動するよさこいのチーム「湘南一道麗」が6月6日から10日に北海道で開催された「第27回YOSAKOIソーラン祭り」で奨励賞を受賞した。同賞には参加した全チームから10組だけが選ばれる。
YOSAKOIソーラン祭りは、よさこい祭りの「鳴子」と北海道民謡の「ソーラン節」を組み合わせ誕生した国内最大級の祭り。毎年、国内外から、約270チーム2万7000人の参加者と約200万人の観客が集う。今回は276チームが躍動感あふれる演舞で会場を沸かせた。
湘南一道麗は、2006年に同祭りへの参加希望者が集い結成。メンバーは、秦野市や平塚市に住んでいる18人で、そのうち約10人が65歳以上。「目いっぱいみんなで楽しく」をテーマに月に3回秦野市内の公民館で練習しているという。
5回目の出場となる今回は、“日本一の秦野の水”を表現したという『湧水の舞』を披露。4分間の演舞を2日間計7会場で踊り、若者に負けない笑顔と、年齢を感じさせない切れの良い動きで、観客や審査員を魅了した。
同チームでボランティア指導をする森悦子さん(68)は「嬉しいのひとこと」と受賞を喜んだ。同チーム代表の森健治さん(67)は「メンバーには、4歳の子どもやパーキンソン病の人もいて、誰一人欠けてはだめ。一人ひとりの頑張りが評価されたのかな」とにっこり笑った。
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