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秦野 経済

公開日:2019.03.15

「秦野市街夕景」が大賞に
観光写真コンクール

  • 城さんの大賞作「秦野市街夕景」

  • 表彰式に出席した城さん

 「2018秦野観光写真コンクール」の表彰式が3月5日、秦野市立本町公民館で行われた。今回は1471点の応募の中から20点が受賞。大賞には城(しろ)英樹さん(30)=藤沢市在住=の「秦野市街夕景」が選ばれた。

 表丹沢の自然、秦野の四季、史跡、名勝、行事などをテーマに秦野市観光協会が主催するコンクール。今回からプリント応募を廃止、インターネット応募のみになった事で10〜30代や県外からの応募が増え、応募数が増加したという。

 大賞受賞者の城さんはカメラが趣味の会社員。2018年3月、あるブログで弘法山公園の展望台からの眺望を知り、撮影のため初めて訪れた。大賞作は夕陽が沈んでいく中、シャッターを押した1枚だ。

 「肉眼で見たきれいな景色に近づけたい」と自宅のパソコンで設定を調整。その後、コンクールの事を知り、初めて応募したという。

 審査員の写真家・山口高志さんは大賞作について、「残雪の富士山と丹沢の尾根が薄暮の空にくっきりと浮かび、日の灯る秦野の町並みを暖かく包み込むようで、安寧とともに見る者に早めの家路を促すような、心と目に沁み入る情景です」と評した。

 表彰式に出席した城さんは「写真のコンクールで大賞に選ばれたのは初めて」と嬉しそうだった。

 受賞作は4〜5月に本町公民館や東公民館で展示されるほか、市の観光宣伝に活用される予定。

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