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秦野版 公開:2019年8月2日 エリアトップへ

日本マスターズ陸上競技連合2018年クラス別日本十傑の200mで1位になった 小島 道久さん 北矢名在住 76歳

公開:2019年8月2日

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目指すは日本記録

 ○…年齢(5歳ごと)に分かれるマスターズ陸上は各県の記録会や選手権大会、地区大会、全日本選手権など、対象の大会で所属選手のベストタイムを集計し毎年トップ10を出している。神奈川県だけでも所属選手は約620人。昨年、75〜79歳のクラスに出場し、200m29秒43のタイムで日本一に輝いた。400mも1分12秒57で2位、100mでも14秒49で3位という結果を出している。「200mは日本記録にあと0・08秒足りなかった」と現状に満足せず上を見据える。

 ○…陸上競技を始めたのは定年後の60歳の時。健康のためランニングを始め、東京マラソンにも出場している。65歳の時、頼まれて市民総合体育大会で100mを走ったところ60歳以上の部で1位になり、マスターズに所属して本格的に短距離競技を始めた。今は関東の大会を中心に出場し、100m・200mのトラック競技に加えフィールド種目も含む5種競技をメインに楽しんでいる。

 ○…愛甲郡出身。実家の引っ越しで大学の時に現在の場所に。社会人時代は第一生命に勤め、各地を転々とした。名古屋勤務時代に夫人と出会い、3人の子宝に恵まれた。昔から体を動かすのが好きで、大阪在勤時代に2年連続で六甲全山縦走大会に参加し56Kmを完走。「初回は体がボロボロで、悔しくて翌年はしっかり体を作った」と負けず嫌いな一面を覗かせる。

 ○…200mと400mの県記録を持つが、「一つ、日本記録が欲しい。勝ちたい選手もいる」と目標を語る。県マスターズ陸上の役員を務めており、「秦野の所属選手を増やし底上げを図りたい」と話す一方、「60歳で始めてもこれだけできた。100歳の選手もいるし自分も生涯現役でいたい」と、いち競技者として楽しむ姿勢も見せた。
 

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