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秦野市 放課後学習、民間に初委託 児童の学習習慣定着ねらう

教育

掲載号:2019年10月11日号

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児童の進捗状況にあわせて教えるトライの講師
児童の進捗状況にあわせて教えるトライの講師

 秦野市は9月から、市内初の民間企業による放課後学習支援教室を開始した。市から委託を受けた「家庭教師のトライ((株)トライグループ)」が講師を務め、事前に募集した小学5年生を対象に学習指導を行っている。

 秦野市教育委員会によると、秦野市では全国学力・学習状況調査の結果で「授業時間以外で1時間以上勉強している」と答えた児童の割合が全国に比べて低くなっている。児童・生徒の学力向上に向けた取り組みを模索する中で、民間のノウハウを活用し、改善の手立てとなる放課後学習支援の導入を計画。対象を小学5年生としたのは、「学習習慣を身につけられる学年であり、放課後に通っても集中して勉強することができるから」と市担当者は話す。

 市は今年度、同事業を試験的導入として位置づけ、1カ所で実施することを決定。場所は上地区の放課後学習支援が少ないことから、コミュニティルーム「つばさ」(旧上幼稚園)とした。2020年度から上小学校が市内全域から通うことができる「小規模特任校制度」を導入するため、上地区の良さを知ってもらう狙いもあるという。

「勉強を好きに、自信を与えたい」

 受講者は市内全小学校から事前に募集し、19人が希望した。上小の児童が多いが、西や堀川などの近隣小学校のほか鶴巻小からも通う。授業は9月11日から20年3月末まで全40回の日程で実施。基本的に毎週水曜日、無料で授業が受けられる。

 授業を行うのは「家庭教師のトライ」の講師4人。4つのグループに分けて、算数と国語を指導する。(株)トライグループの担当者は「『家庭教師のトライ』は、学校の勉強でわからないところを補う学習支援を行ってきました。地域の学力を上げたいという想いから、こうした事業に取り組んでいます」と話す。

 同社は2011年度に九州で行政から業務委託を受けたことをきっかけに学習支援事業を開始。今年度は全国で210件の委託事業を受けており、成果を上げているという。

 6回目となった10月2日の授業では、トライの学習教材をもとに指導を受ける子どもたちの姿が見られた。少人数での指導のため、子どもたちは気軽に講師に質問しており、講師も児童の様子を見ながらアドバイスを行っている。「子どもたちには勉強を好きになってもらうと共に、自信をもってほしい。自学自習の習慣が身につくのが理想。個別指導だからできることをしていきたい」とトライ担当者は話す。

 市教育委員会では「『こうすれば解ける』という成功体験が自己肯定感につながれば、成績も伸びると思う」と話す。市は今後学習効果を検証し、次年度への取り組みにつなげる予定。

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