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秦野 社会

公開日:2020.01.24

麺処よつかど
フォーラムで取り組み発表
循環型の運営が評価

  • スープの出汁をとった後のジャガ芋や玉ネギはポテトサラダにすることで新たな価値を生んでいる

 「かながわサーキュラーエコノミーフォーラム2020」が1月13日に横浜市で開催され、秦野市栄町の麺処よつかどの岡本靖彰店長と松崎雄己さんが登壇した。同店は循環型の運営が評価され招待されたという。

 このフォーラムはSDGsに繋がるとされる概念「サーキュラーエコノミー」を普及する目的で行われている。SDGsは2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のこと。サーキュラーエコノミーはゴミが出なくなる経済の仕組みのことをいう。

 同店はこのフォーラムで、スープの出汁をとるための食材は出汁をとった後も応用できるものを選んでいること、内装リフォームで出た残材を壁の材料に変えて再び使っていることなどについて発表。また、近隣商店から食材を仕入れることで、地域の経済循環を大切にしていることについて述べた。「あるものをきちんと大事に使おうと思ってやっていた。自分のお店に来てくれるお客さんは地域の人なので、そのお客さんが豊かで元気じゃないといけない」と岡本店長。肌感でやっており迷う事もあったが、評価されたことで自信に繋がったという。「ラーメン屋だってできるんだよということを伝えられたら」と笑顔で語った。

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