10月24日まで大和スタジアムなど県内各地で開催された「高円宮賜杯第40回記念全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント神奈川県大会」(神奈川県野球連盟主催)で「秦野ドリームス」=写真=が優勝、各市代表として参加した32チームの頂点に立った。優勝チームは少年野球の甲子園とも呼ばれている全国大会へ進出できるため、今大会は言わば少年野球の甲子園神奈川県予選。しかしコロナ禍により、全国大会は中止となった。
県大会も延期となるなか、秦野ドリームスの選手達は決して諦めず、コロナ禍で仲間達と野球ができなくても、自らに課した自主練を続け、仲間とSNS等で連絡を取り合りながら絆を強め、必ず野球ができる日を信じて取り組んできたという。そしてついに開催された県大会。県内トップクラスの強豪チームの打線を投手陣が継投でつなぎ、5試合7失点で抑え、鍛えられた好守から流れを掴み、全選手でフォローし合い、1チャンスを確実にものにするドリームス野球を見事発揮。一歩一歩トーナメントの階段を選手が一枚岩となって駆け上がり、創設21年目にして今大会初の優勝を掴み取った。
大会に向けて保護者が願いを込めて千羽鶴を作るのが秦野ドリームスの伝統。敗戦すれば、千羽鶴を相手チームに託してきた。橋元秀彰監督は、何としても千羽鶴は持ち帰り続けると選手達と保護者に力強く誓ったという。石川健介主将は「この日のために毎週雨の日も休みなく練習してきました。接戦が多かったけど、ミスはカバーし合い仲間との連携で全員野球ができたと思います。コロナ禍でも気持ちを切らさなかったのが良かった。がんばれと言ってくれた監督、コーチ、僕たちに色々な事を教えてくれた先輩たちに感謝したいです」と話した。
同チームは現在部員を募集中。連絡は090・1129・0297中島さんへ。
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