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公開日:2021.03.26

南小6年山本さん
宇宙描き最優秀賞に
かながわ夢絵コンテスト

  • 賞状を持って笑顔の山本さん

  • 山本さんが描いた作品

 神奈川県内最大級の小学生絵画コンクール「第25回かながわ夢絵コンテスト」のオンライン表彰式が3月6日に行われ、秦野市立南小学校6年の山本彩絢さん(今泉台在住)が最優秀賞を受賞した。

 NPO法人こどもネットミュージアムが主催している同コンテストは、県内の小学生を対象に「ぼくたち、わたしたちの未来の世界」をテーマに毎年、作品を募集している。今回は4397点の応募があった中から、受賞作品54点と入選作品100点を選出。この中で、最も優れた作品に贈られる最優秀賞に山本さんが選ばれた。

 山本さんが描いた作品のタイトルは『さあ行こう!素晴らしい宇宙へ』。昨年は企業サポーター賞(FMヨコハマ賞)を受賞しており、その直後から、6年生として応募ができる最後の年は「宇宙」をテーマに描こうと決めていた。

 「今まで最優秀賞をとっている作品は宇宙をテーマにしているのが多かったので、自分でも描いてみようと思った」と話す山本さん。納得できるまで何度か描き直したという。「とにかくカラフルに、色が重ならないようにしました。こだわったのは『一緒に行こう』というのを表現するため、女の子が手を出している構図にしたこと」。空を飛ぶ動物に乗って宇宙旅行へ行き、星を見たり、宇宙人と遊ぶ様子を描いた。「お互いの星の文化を学んで、より暮らしやすい宇宙になってほしい」という想いを込めたそうだ。

 審査は「のびのびとした子どもらしい表現」「自由なアイデア」「オリジナリティ」の3つのポイントで評価。山本さんの作品は「差し出された手につかまって、一緒に飛び出したくなる作品。みんなの楽しそうに遊んでいる様子や、仲良く過ごしている様子が私たちの素敵な未来を想像させてくれて、幸せになれる気がします」と評価を受けた。

 来年度からは中学生となる山本さん。夢は変わらずインテリアコーディネーター。絵画は今回の受賞をひと区切りとして、今後は新しいことにもチャレンジしていきたいのだとか。「習字を習っているので、昇段できるようにがんばりたい」と目標を話した。

 秦野市からは他に企業サポーター賞に3人、入選に4人が選ばれている。作品は同コンテストのホームページ(https://yumecon.net/)から見ることができる。その他の受賞・入選者は次の通り(敬称略)。【企業賞】▽アナザーウェア賞/草間琉さん(末広小学校4年)▽全国共済賞/星田優心さん(本町小学校2年)▽フューチャーネットワークス賞/山田夏実さん(鶴巻小学校5年)【入選】井上真花さん(南小学校3年)、杉澤優杏さん(大根小学校4年)、守屋蒼空さん(大根小学校1年)、久保寺哲平さん(鶴巻小学校2年)。

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