秦野市蓑毛に事務局を置くNPO法人日本ソープボックスダービー協会(多田哲哉理事長)は、子どもの「挑戦する心」と「健やかな心」の育成をミッションにソープボックスダービーの普及活動を続けている=関連記事に人物風土記。
ソープボックスダービーは1933年にアメリカで始まったという子どものカーレースのこと。”地球のチカラ(重力)”だけで直線の坂道を下り速さを競うカーレースの総称だ。このレースの存在を知り「これはいいね!」と、未来を感じた協会創設者の山本君一さんと教子さん夫妻は、アメリカ本部を訪問し、日本国内での競技開催権を取得。
そして、2001年に大磯で初の大会を開催。2003年からは秦野市内で10年に渡り大会を開催、その後は開催地を横浜へ移し、大会を行ってきた。大会にでられるのは8歳〜13歳までの子どもたち。日本大会で優勝すると、翌年アメリカで開催される国際大会への出場権が贈られる。
山本夫妻が普及活動をはじめてから25年、協会設立から20年。コロナ禍で大会開催や活動が思うようにならない今、動画配信やファンづくり活動など、アフターコロナを見据えた活動を精力的に行っている。活動当初から掲げる「競技をとおした青少年の健全育成」やエンジンを搭載しないゼロエミッションカーを使ったレース展開は、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)に重なるところが多い。
ソープボックスダービーは、「ずっと前からSDGsだった」とも、「時代が追い付いてきた」ともいえそうだ。今後の活動に注目大―。
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ソープボックスカー
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