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秦野 社会

公開日:2022.08.05

「ゆきこおり」で涼を
曾屋神社で献氷祭

  • 祝詞をあげる守山宮司

  • 献氷されたゆきこおり

 曾屋神社(守山文夫宮司・秦野市曽屋1の6の10)で7月25日、献氷祭が行われた。

 曾屋神社の境内には古くから湧出する御神水「井之明神水(いのみょうじんすい)」があり、この湧水で夏詣の期間中に納涼してもらおうと今年初めて企画。25日には守山宮司が祝詞をあげ、献氷を行う参拝者の無病息災などを祈願した。

 献氷期間は8月21日までの予定。期間中は「井之明神水」を36時間かけて凍らせた「由貴氷」で占う氷水みくじが設置される。また、同神社で頒布される食用氷を使った「ゆきこおり」を持って献氷(お参り)をすることができる。献氷後の撤下(おさがり)のかき氷は、境内に設置された休憩所で食べることも可能となっている。

 守山和宏禰宜は「ゆきこおりの”ゆき”は漢字で”由貴”と書き、けがれなく、清浄で貴いという意味となります。半年の無事を感謝し、年末までの更なる平穏を願う『夏詣』の期間中にご参拝いただく皆様に、少しでも涼をとっていただければ」と話していた。

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