鶴巻地区社会福祉協議会(宮川邦生会長)の拠点「ほっとワークつるまき」(秦野市鶴巻2の6の5)が開設10周年を迎え、8月1日に記念式典が行われた。
式典には宮川会長ら鶴巻地区社協の関係者のほか、高橋昌和市長ら来賓が出席した。
最初に宮川会長が「継続は力なりと言いますが、10年に渡り活動を支えて下さっている皆様へ感謝の気持ちでいっぱい」と挨拶。続いて、高橋市長が来賓を代表し「ここで多くの団体が地区社協と結びついて活動をしている。こうした拠点は市内で4カ所あるが、ここは他のモデルケースとなる拠点。さらに活動を充実させ、飛躍することを願っています」と祝辞を述べた。
また、同拠点運営費の収入源となっている野菜販売について、長年に渡り野菜の提供を行っている芦川博さん、芦川伸一さん、関野行夫さんの3人には10周年を記念し感謝状が、同拠点の建物オーナーである関野栄治商店には、花束が贈呈された。
年間1800人が活動で利用
鶴巻地区社協は、2006年に大根地区社協から分離し発足。より地域に根差した活動を行うため、発足時点から地元での拠点づくりを熱望していたという。
2012年5月、「県の助成金を使い、他のモデルケースとなる拠点を作る」という話が市社会福祉協議会を通してあり、真っ先に鶴巻地区社協が手を挙げた。当時、会長だった沼上利夫さんは「拠点はどこに作るのか、そこで何をするのか暗中模索の状態ながら、視察に行って勉強するなど半年にわたって準備をした」と話す。
関野栄治商店の協力を得て同年8月1日、地区社協の拠点としては市内で初めて開設。3事業から始まり10年、現在では地域の採れたて野菜販売や民児協相談会の活動、ボランティアセンターと4つの部会活動、8つのサロン活動、地域活性イベントなどの拠点として利用されている。開所時間は、月・水・金曜日の午前9時から正午まで。多い時では年間1800人が利用していたといい、コロナ禍でも精力的に活動を行ってきた。
「10年という節目を迎え感慨深い。あの時、立ち上げて良かったと改めて感じている」と沼上さん。「ほっとワークつるまき」の愛称はフットワーク軽やかに、温かくほっとする場であるように、という意味が込められているという。
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