秦野 社会
公開日:2023.07.21
平和への思い、折り鶴に
市民や団体が寄贈
保健福祉センターいきがい型デイサービス水曜班と北小学校3年4組(芝敏範教諭)が7月5日、広島平和記念公園の「原爆の子の像」に捧げる千羽鶴を秦野市文化振興課に寄贈した。
例年、市民に広く募集している千羽鶴。いきがい型デイサービス水曜班の班員は、秦野市保健福祉センター2階で受け渡しを行った。同班は2009年から折り鶴の寄贈を行っており、今回は1000羽の折り鶴を受け渡した。折り鶴は、6月から約1カ月かけて作製したものだという。
北小学校は、総合の授業の一環で6月中旬から折り鶴の作製を開始。1000羽の折り鶴を約半月で完成させた。芝教諭のクラスが、平和学習を目的に千羽鶴を作製するのは今年で3回目。作製した折り鶴は、ほとんどが水に溶けるエコ折り紙を使用したものだという。5日には3年4組の教室に同課職員が訪れ、千羽鶴を受け取った。
市役所ロビーで展示
受け渡しが行われた千羽鶴は、7月21日(金)から28日(金)まで秦野市役所本庁舎1階ロビーに展示される。集まった折り鶴は約6万5千羽。展示後は、親子ひろしま訪問団が8月5日(土)から7日(月)に広島市を訪問する際に、広島平和記念公園の「原爆の子の像」に捧げられる。
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