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秦野 社会

公開日:2023.12.15

【Web限定記事】
西幼稚園の園児が年賀はがきを購入
今年で2回目

  • 松本局長から年賀はがきが手渡された

 秦野市立西幼稚園(山口由美子園長)の5歳児クラスの園児25人が12月4日、西秦野郵便局(松本まゆみ局長)で年賀はがきを購入した。

 今年で2回目となるこの取り組みは、小学校に上がる前に文字や数字に触れ、年中行事も楽しんでもらうことを目的に行ったもので、世話になった人や大切な人宛てに年賀状を送る。郵便局では一人一人代金を渡し、松本局長にお礼を言ってはがきを受け取った。園児の1人ははがきを受け取ると、「やったー!」と声を弾ませた。

 購入した年賀状は園に持ち帰り、園児はそれぞれ伝えたいことを文字や絵にして書くという。12月15日には、西秦野郵便局をもう一度訪れ、年賀状を出す予定。同行した同園の職員は「実際にお金を使い、自分ではがきを買うため、園児たちにとって良い経験になっています」と話した。

 松本局長は「小さな手に63円を握りしめている姿が本当にかわいいです。年賀状離れが進んでいるからこそ、小さい頃に書いたという思い出になってくれれば。今後も続けていきたいです」と語った。

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