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秦野 人物風土記

公開日:2024.02.09

秦野市陸上競技協会の会長を務める
柳川 昭二さん
鈴張町在住 69歳

陸上人生を駆け抜ける

 ○…2月11日(日)に開催される「第78回市町村対抗『かながわ駅伝』競争大会」で、秦野市陸上競技協会会長として秦野市チームの参与を務める。「30チーム以上が出る駅伝。実力者揃いの秦野市チームには、5位以上への入賞を目指してほしい」。長年、高校教師として陸上部顧問を務めてきた指導者から出る言葉は力強い。

 ○…南中学校陸上部出身のスプリンター。小田原高校陸上部では2年生時にマイルリレー(4×400m)でインターハイ出場、早稲田大学競争部では4年生時にマイルリレーで関東インカレ8位の成績を残している。最終的に100m・200m・400mで自己ベストを更新したのは、社会人になってからなのだとか。「なんで学生時代にそのタイム出さないんだって、学生時代の顧問に怒られましたよ」と軽やかに笑う。

 ○…秦野市陸上競技協会へは、社会人選手として登録するために加入した。初の赴任先となった秦野高校で陸上部顧問をしながら、自身も走りこんだ。赴任先の高校で足を痛めてからは、指導者の道一本に。特に思い出深いのは、定年まで勤務した座間高校。スポーツが盛んで、他の部が行っている指導方法も刺激になったという。「良い選手が集まると、自分たちで意欲的に行動しだす。選手の成長が面白い」と指導の醍醐味を語る。

 ○…審判員としての実力も確かなもの。特にスターターの技術がピカ一で、年間60大会に参加。昨年日産スタジアムで開催された世界大会でもスターターを務めた。選手・指導者・審判員として、陸上とともに走ってきたこれまでの人生。今後は、「体を動かす楽しさを知ってもらい、地元の選手を育てていきたい」という。陸上人生は、まだまだ続く。

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