県政報告【6】 自然災害から森林・農地を守る 神奈川県議会議員 谷かずお
農地の保全・再生
今回、台風10号により本市でも茶畑や棚田をはじめ、多くの被害を受け、復旧に向け農地の保全・再生の取り組みについて知事の見解について質問しました。
黒岩県知事からは、一日も早く農地等の災害復旧事業に着手し、農業生産再開に向けてしっかり取り組んでいくとの回答を得ました。
また、環境農政常任委員会において、農地の保全・再生の取り組みについて、更に深く詳細について質問しました。
激震災害指定を受けても超過分について農家負担軽減ができないか。県では荒廃農地復旧のため、新たな事業を立ち上げたとのことだが、どのような整備ができるのか等の質問をしました。
当局からは、農地復旧については県単独事業である「農とみどりの整備事業」を活用することもできる等、補助対象外の部分について当局より前向きな回答を得ました。
森林パートナー制度
本県の水源と森林を守るため、県では森林パートナー制度があるが、この制度による森林整備の取り組み状況と企業へのメリットはどうか質問しました。
県と企業が覚書を締結し、森林活動に参加し、森林に企業名を付けたり森林整備によるCO2吸収量を算定し、算定書の発行を行っている。企業にとって社会貢献活動として対外的にPRできる。今後も周知に努めていくと当局の回答を得ました。
要望として、企業にとって脱炭素社会に向けた支援となるよう、制度の充実を要望しました。
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