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秦野版 公開:2025年6月20日 エリアトップへ

文化会館 7月2日に利用抽選再開 全館開館は来年4月予定

文化

公開:2025年6月20日

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大ホールホワイエの改修イメージ(市提供)
大ホールホワイエの改修イメージ(市提供)

 特定天井の改修工事のため、昨年7月から全館休館中のクアーズテック秦野カルチャーホール(文化会館)。昨年度2度の入札不調により工事に着手できていなかったが、今年6月9日に小島・関野共同企業体と契約を締結。来年3月3日までを工期に、同年4月から全館利用が可能となる見込みだ。再開を前に、来月7月2日(水)から利用抽選が始まる。

 特定天井とは高さ6m以上、面積200平方メートル以上の吊り天井のこと。東日本大震災での天井脱落被害を受け、国が2013年から新たな基準を設定。重大な危害につながる恐れのある天井は、耐震基準への適合を義務付けている。

 同館もこの基準に基づき、昨年7月から全館休館して改修工事を予定していた。当初は今年11月の再開を予定していたが、資材価格高騰などが影響し、昨年4月と7月の入札で市が提示した事業費で工事を請け負う業者が現れなかった。

 今年度、市は工法の大幅な見直しを行い新たな事業費を当初の20億円から8億円へと縮小し再入札を実施。その結果、6月9日に小島・関野共同企業体との契約に至った。現在は工事の開始に向けた最終調整を行っている。工期は26年3月3日まで。

 工事では大ホールと小ホールの天井に落下防止措置(ワイヤー工法)を実施するほか、舞台音響を更新する。大ホールホワイエと市民ロビーは、既存天井を撤去し膜天井に改修。電気設備と機械設備の更新も行われる。

一部利用は2月から

 施設は来年2月から会議室などの一部利用を再開し、4月から全館利用が可能となる見込み。利用再開に向け、同館では7月2日に秦野市立図書館2階視聴覚室で来年4月〜7月利用分の大・小ホール、展示室の抽選会を開く。展示室は26年2月利用分も含む。

 抽選受付は午前9時30分〜10時。10時抽選開始。公共施設利用者登録をしている人が対象。市外の人の抽選(26年4月〜6月利用分)は市内の人の抽選が終わり次第開始。工事が延長した際、利用できなくなる場合もある。抽選の問い合わせは同館事務室【電話】0463・81・1211へ。

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