秦野 文化
公開日:2025.08.01
はだの大日堂保存会
蓑毛大日堂で「閻魔詣」
無病息災・延命長寿願い
NPO法人はだの大日堂保存会(水野功理事長)が8月16日(土)、蓑毛大日堂(秦野市蓑毛674)の境内にある閻魔堂で「閻魔詣(えんまもうで)」を開催する。午後1時から8時。
閻魔詣は「地獄の釜の蓋が開く」と昔から言われている8月16日に行われる行事。「閻魔様が地獄を留守にするこの日に参拝すると無病息災・延命長寿の功徳がある」とされ、閻魔堂を持つ蓑毛大日堂に昔は多くの参拝者が訪れていた。
会場では参道に提灯が設置され、境内を幻想的に照らし出す。また、大日堂横の階段を上った先にある閻魔堂が開放され、閻魔像や十王像など文化財を拝観可能。現在、仁王門修復に伴い門が閉鎖され、門の右脇の道路を通るルートに変更されている。
落語独演会なども
閻魔詣に合わせ、秦野市出身の真打ではだのふるさと大使を務める春風亭一左さんの独演会が、大日堂を管理する宝蓮寺の本堂で開催される。午後6時から7時を予定。
その他にも竹灯籠や、小室美貴さんによる閻魔詣のチョークアートの展示、子ども向けの紙芝居の実施なども予定されている。
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