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秦野 ピックアップ(PR)

公開日:2026.01.01

秦野の木で建てる未来に紡ぐまちづくり
(株)コラム建設の挑戦と展望

  • ともつくネットの設立発表会。中央右がコラム建設の樺島社長

 市域の約53%が森林で占められている秦野市。表丹沢の豊かな自然はおいしい秦野名水を育んでいるほか、秦野産材は県内トップクラスの生産量を誇るという高いポテンシャルを持つ。この秦野産材の価値を最大限に引き出し、地元への愛着を育む取り組みを積極的に展開しているのが、秦野市鈴張町の(株)コラム建設(樺島進一郎代表取締役)だ。

 (株)コラム建設は、一般住宅の新築・リフォームから公共施設や病院などの大型施設建設まで、まちづくりを建設・建築分野で支えている企業。住宅部門「コラムホーム」では、住宅建築に秦野産材を標準採用するなど、地元産材の活用と普及を推進している。

体験を通じて秦野産材の価値向上

 秦野産材の活用と普及に関する取り組みとして、森林組合の協力を得て実施している「伐採体験ツアー」がある。

 森全体の植生を保つのが間伐の役割。同社の体験は、間伐の正しい知識や人の手による森林の循環の仕組みを知る機会となっている。体験を通じて秦野産材の良さを体感し、実際に家を建てた施工主からは「自分の家に愛着が湧いた」という声も上がっているという。

 また、昨年は同社社員が中学校で特別講義を実施。SDGsにつながる森づくり・まちづくりについて伝えるなど、未来の担い手への教育活動にも力を入れている。

地産地消の家づくり木材を使う想いとは

 同社が進める地産地消を意識した家づくり・まちづくりは、市民や事業主にも広がりつつある。

 同社が昨年施工した杉原公認会計士・税理士事務所(松原町3の37)では、地元の事務所として、秦野の街並みや表丹沢の山に調和した建物を建設したいという想いを抱いていたという。そこで、同社は得意とする秦野産材のスギやヒノキを使った木造事務所を建設。大きな2階の窓からは表丹沢や富士山も望むことができ、「眺望も気に入っている。木材の経年変化を楽しみたい」と話している。

 また、みかん動物病院(平沢1360の8)では病院移設に伴い、より利用しやすく、職員も働きやすい病院にしようと、自然と「はだの桜みち」の緩やかなカーブ、満開の桜に調和するデザインを計画。これを実現するため、秦野産材をふんだんに使い、木々のぬくもりと窓から差し込む光で癒しを感じられる空間を創り出した。「秦野の自然に溶け込む建物になり、とても満足」と、完成後の施設も好評だ。

純木造ビルの技術で新たなまちづくり

 さらに、昨年にはAQグループの「ともつくネット」に神奈川県唯一のメンバーとして加盟。これにより、同社が培ってきた建築分野の技術も生かし、鉄やコンクリートを一切使わない中大規模木造建築技術による”純木造ビル”が造れるようになった。秦野産材を活用した、新たなまちづくりが可能となったのだ。

 秦野産材の標準採用から普及・啓発、純木造ビルへの挑戦に至るまで、多岐にわたる取り組みを行うコラム建設。今後も「秦野の木で建てる 未来に紡ぐまちづくり」をコンセプトに、その技術と情熱をもってプロジェクトを推進していく。

株式会社コラム建設

秦野市鈴張町7-7

TEL:0463-83-8191

https://column-jp.com/

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