港北区
公開日:2012.02.09
高田東の岸本さん
記憶の宝 次世代に
歴史博物館で紙芝居
高田東在住の岸本茂樹さんが先月末、都筑区にある横浜市歴史博物館で紙芝居を披露した。子どもたちとその保護者が岸本さんの”語り”に魅了されていた。
紙芝居は学校で普及された「教育」と、街角で紙芝居師により披露された「街頭」の2つのカテゴリーに分けられる。岸本さんは当日、「ばけものでら」(教育)、「まぼろし探偵長」(街頭)両方を演じてみせた。館内は通常、飲食は禁じられているが、この企画の時間のみ飴が売られ、子どもたちは昔の子どもたちのように、飴をなめながら演目を楽しんだ。
岸本さんは元緑図書館館長の経歴の持ち主で、館長時代に自ら街頭風の紙芝居を演じ始めた。現在は紙芝居の素晴らしさを伝える「なつかし亭」の代表として活動を続けている。「紙芝居は私たちの懐かしい記憶の宝物。次世代につないでいくことに意義があると思う」と笑顔を見せていた。
また、岸本さんの師匠で実際に昭和20年代に街頭紙芝居をしていた鷲塚隆さん(82)も登場、「幸運の少女」などを実演した。観客からは熟練の名調子に拍手が送られていた。
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