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公開日:2012.07.12
センター南
新大型商業施設が着工
国内初の耐火木造を採用
2013年秋にオープン予定の新しい大型商業施設「サウスウッド(茅ヶ崎中央6の1)」が7月1日、着工した。テナントには飲食や医療モールを予定。センター南駅前に新たな賑わいが生まれることが期待される。
サウスウッドを運営するのは、「(株)横浜都市みらい(荏田東4の10の2)」。同社がこれまでセンター南駅前で運営してきた「パルスポット」の老朽化にともない、新しい商業施設の建設が決定した。
同商業施設が目指すのは、近隣に住む人が集う憩いの場。子育て世代などファミリー層を中心に、リラックスできる空間を提供したい考えだ。
建物は、地下1階、地上4階建て。1階と2階には、日常的に利用してもらえる飲食や物販などを予定。3階は医療モールやエステ、フィットネスなど、健康面をサポートするテナントを想定している。地下1階は駐車場、また4階は事務所。 センター南駅前の立地を考え、2階と3階はガラス張りで夜も周囲を明るく照らすつくりに。1階は南北に通り抜けが可能で、駅前と住宅地をつなぐ。同社は、「建物内にイベントが行えるスペースを設けるなど、駅前をより活性化し、街に貢献できる施設を目指したい」と話している。
環境面の配慮も
同商業施設の建築にあたっては環境に配慮し、再生産可能な循環資源である木材を使用。駅前は防火地域となり、大規模な木造建築は困難とされてきたが、耐火集成材「燃エンウッド」を採用することで国内で初めて実現可能となった。
燃エンウッドは、同商業施設を建設する(株)竹中工務店が開発。その構造は、カラマツの内部にモルタルの耐火層を持たせたもの。火災が発生した場合、表面のカラマツ集成材は炭化して断熱の役割を果たす。その内側に配置したモルタル部分で燃焼を停止させ、荷重支持部となる中心部のカラマツを保護する。
環境面だけでなく、木の表面が見えることで施設の内装にも一役。自然のぬくもりが感じられる。
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