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都筑区 文化

公開日:2016.02.11

「鬼は外、福は内」
区内各地で豆まき

  • 鬼に豆を投げつける園児ら

  • 菓子袋を投げる年女の参加者

都筑ヶ丘幼稚園

 毎年恒例の豆まき大会が2月2日、都筑ヶ丘幼稚園(柏木照正園長)で行われ、園児や地域住民ら約560人が参加した。

 教諭が考えたストーリー仕立てになっており、毎年内容を変えている。今回は鬼が教諭らを襲い、鬼に変えてしまい、園児たちに襲い掛かるというもの。泣き出す園児のほか、鬼に豆を力いっぱい投げる姿も多く見られた。

 3歳になる子どもと一緒に参加した見花山在住の女性は「子どもはすごく楽しみにしていた。大人数で豆まきできるのは楽しいですね」と話していた。

民家園

 大棚西の都筑民家園(岡本みどり事務局長)では節分の2月3日、「鬼は外 福は内」と題した豆まきが行われた。

 民家園の豆まきは鬼を退治する一般的な行事ではなく、近隣地域の年男・年女の人から福を分けてもらうという内容で行っている。 当日、11時からの1回目には地元住民や親子連れなど100人以上が参加。年男・年女が「福は内、鬼は外」と大きな声を出しながら、菓子袋を放り投げると、会場の参加者は袋を取ろうと両手を高くあげていた。

 豆と菓子袋をまいた年男の大坪昭さん(72・川和町在住)は「初めての経験で緊張した。皆さんに福が来るように気持ちを込めてまきました。一生涯の思い出になった」と笑顔を見せた。

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