都筑区 社会
公開日:2026.07.23
あゆみが丘9番地 事業予定者が決定 子育てモデル街区に整備
横浜市と横浜市住宅供給公社は7月16日、あゆみが丘9番地の市有地を活用し、先進的住宅地を整備する事業「Green×Housing Project あゆみが丘」について、第1段階公募の事業予定者を決定したと発表した。
応募のあった7グループの中から、最優秀提案として選ばれたのは、有限会社小泉アトリエ一級建築士事務所(中区、マスターアーキテクト)、工藤建設株式会社(青葉区、代表者・施工)、株式会社ワイエムプラン(青葉区、造成設計)らで構成されるグループ。
市内第1弾
事業予定地は、横浜市が未利用の公有地を活用して環境共生や子育て世代に優しい街づくりを目指す「公有地グリーン子育て街区整備」の第1弾。広さ約0・6ヘクタールのエリアに「脱炭素社会・循環型社会の実現」「新たなライフスタイルの実験的な取り組み」「多世代コミュニティの形成や子育て世代の流入促進」「地域防災機能の向上」の4つをコンセプトとした、「省エネ性能のより高い住宅」のモデル街区を整備するもの。全体を3つのエリアに区分し、建築設計・施工を行うもので、今回決定したのは第1エリアの事業予定者。
計画実現性など評価
今回選ばれたグループは、「みんなの樹を囲む住宅地」をコンセプトに、隣り合う3軒の住戸を「みんなの樹」と呼ばれる緑豊かな空間を囲むように配置し、敷地をクランク状に区画することで、採光、通風、プライバシーを確保しながら豊かな緑化を実現する空間を提案。また建設発生材のリユースや雨水のシェア、防災井戸、共用蓄電池の分散配置など、循環型社会の実現や防災機能を強化させる具体的な手法を盛り込んだ。芝浦工業大学の秋元孝之教授が委員長を務める選考委員会は、コンセプトや循環型社会の実現性などを高く評価。一方で植栽やリユース設備の維持管理等について、今後十分な検討の必要性を付記した。
28年度に「まちびらき」
今後のスケジュールは、2026年度中に事業予定者との協定締結およびマスタープランの作成、造成等の設計が進められる。翌27年度には造成工事と第1エリアの建築設計が行われ、第2・3エリアの事業者公募も実施される予定。28年度の建築工事を経て、同年度中の「まちびらき(街区完成)」を目指す。
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