都筑中央ボーイズ(前田幸長会長)の小学部が第48回日本少年野球選手権大会に、中学部が第11回全日本中学野球選手権大会(ジャイアンツカップ)に出場する。全国規模の両大会で「兄弟チーム」は日本一を目指す。
都筑中央ボーイズは、区内の東方練習場を拠点に活動する硬式野球チーム。全国大会に数多く出場している強豪でもある。
2年ぶり5度目の挑戦
小学部は6月、全国行きをかけて千葉・神奈川県支部予選に挑んだ。トーナメントの優勝チームに出場権が与えられる条件の下、小学部は順調に勝ち進み、同25日に北総ボーイズ(千葉県)との決勝戦を迎えた。この日は打線が好調。初回の三塁打から先制点を奪うと、相手の追随を許さず8-1の4回コールド勝ちで優勝した。出水輝人(きらと)キャプテン(小鮎小6年)は「油断しないで臨んだ。ティー(バッティング)と素振りを練習してきたから本番でも打てた」と振り返った。
選手権初日は8月2日、富田林球場(大阪府)で大阪柴島ボーイズと対戦する。4年前、同選手権で創部以来の全国優勝を成し遂げている小学部は、2年ぶり5度目となる今回、再び王座を狙う。
夢の舞台で活躍誓う
中学部が本選に駒を進めたジャイアンツカップとは、全国各地区の予選を潜り抜けた32の中学硬式野球チームが日本一を争うもの。前田会長曰く「中学野球の甲子園のような大会」だといい、夢の舞台に出場する喜びをにじませた。
7月上旬に行われた神奈川県予選は、8チームのうち2勝した2チームに代表の座が与えられる。中学部が挑んだ2試合は取っては取られる激戦を繰り広げた末、両試合サヨナラ勝ちで辛くも勝利した。浅見祥翔(しょう)キャプテン(日吉台中3年)は「打つべきところで打てなかったのが反省点」と分析する。小学部同様バッティングに力を入れている中学部。1度に数千回行う素振り練習などで打撃を強化し、来月14日に川口市営球場(埼玉県)で迎える松原ボーイズ(大阪府)との本選初戦に備える。
前田会長は「練習一つひとつの意味から考えてやってきたことを思い出し、勝って多くのことを学んでほしい」と熱意を込めた。
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