杉田劇場(西澤洋館長)が募集を行ってきた第2回4コマまんがコンクールの審査が8月23日行われ、昨年の地域まつりの日に亡くなった母親とのエピソードを綴った、岡村在住の平野いづみさんの作品「岡村夏祭りの…夜」が大賞となる総合優勝に選ばれた。
昨年に続き、2回目となる「杉劇☆4コマまんがコンクール」。今回は「夏の思い出」をテーマに募集が行われ、区内外から昨年を上回る28作品が集まった。
総合優勝に選ばれた平野さんの作品は、海水浴や夕涼みなど、母親との夏のエピソードを1コマずつ描き、最後に昨年の夏祭りの日にその母親が星になったことで、祭りの夜には必ず母親のことを思い出すと綴っている。
平野さんは「息子から、『笑えるだけが4コマまんがなのか。昨年の夏祭りの日に亡くなったことも忘れられない思い出なのだから、それを描いたら』といわれ、応募しました。最初はこんなエピソードで応募していいのか悩みましたが、意外と周りの人たちの評判が良かった。母が亡くなってちょうど1年、いい供養になります」と、感想を語った。
そのほかの各部門の優勝者と作品名は以下の通り(敬称略)。
▽たまご部門/シャボン「ラジオ体操」▽ひよこ部門/猫星にぼし「夢でも情けない」▽にわとり部門/うぉんばっと「連続してたあの夏…」
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