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公開日:2017.02.23
港南区新総合庁舎が竣工へ
3月13日から一部開所
港南区新総合庁舎がいよいよ竣工し、オープンする。現庁舎の東側に位置し、港南区役所と港南消防署が移転する。3月13日に一部の窓口を開始し、21日に全面的にオープンする。4日には竣工記念の式典が開かれる。
現庁舎は1971(昭和46)年に完成し、築45年以上が経過している。そのため、老朽化が進んでいるほか、耐震性能が低いこと、行政サービスの拡大化と多様化に伴う業務空間の狭小化が課題となっていた。
新庁舎は建築基準法上、地上8階地下1階建て。2階部分吹き抜けがあるため、2階を中2階とし、最上階を7階と表記している(以下、階数は表記上を使用)。免震構造を採用し、地下鉄内の湧水を空調やトイレ、植栽の水やりに活用し、省エネ化を図る。
消防署は1階から2階までの一部に配置し、区役所は1階から7階までに配置。利用者が多い窓口を低層階に集約し、2階に戸籍課、保険年金課の窓口、3階に税務課の窓口を設置した。エレベーターが3機設置され、1階エントランスと2階窓口を結ぶエスカレーターが設置された。駐車場は地下1階で53台分。
現庁舎にある港南公会堂は新庁舎に移転せず、跡地に建設する計画。2020年以降の竣工をめざすとしている。
13日に新庁舎で業務を開始する窓口は、生活支援課、福祉保健課、生活衛生課、地域振興課、区政推進課、総務課。21日から消防署、戸籍課、保険年金課、区会計室、税務課、こども家庭支援課、高齢・障害支援課の窓口が業務を始める。
オープンに先がけて4日には記念式典が開かれる。1階の区民ホールで区内の小中学校の児童・生徒による音楽やダンスのステージ(午後0時30分〜)があるほか、区内在住のバイオリニスト毛利文香さんの演奏がある。その他にも展示イベントなどがある。
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