子どもたちの防災意識を高めようと、港南区の日野小学校おやじの会(西村知広会長)と同PTA(浦元孝治会長)が22日、同校の校舎を使った防災イベントを開いた。訓練のほか、お化け屋敷やキャンプファイヤーなどの催しがあり、児童たちは早速、夏休みを楽しんだ。
災害時の避難を想定し、子どもたちに学校に泊まる体験をしてもらおうと、「日野の子夏のフェスタ」と題し、毎年開いている。今年で9回目。今年は児童約280人が参加した。
日中は自動体外式除細動器(AED)の使用や焚火と空き缶を使ったサバイバル炊飯などに挑戦し、汗を流した。訓練に取り組んだ後のお楽しみはお化け屋敷。教室に段ボールやビニールを使って怖い雰囲気を演出し、おやじの会のメンバーや卒業生がお化けに扮した。恐る恐る入ってくる児童たちを脅かすと、校舎に「ワァー」「キャー」と叫び声が響いた=写真。
また5、6年生は宿泊も体験。翌朝はラジオ体操や水遊びを楽しんだ。
おやじの会のメンバーのひとり、板垣武志さんは「毎年楽しみにしている子どもが多く、小学校で1番の思い出と挙げてくれる子もいる。学校側との信頼関係を築けたことが重要。今後も続けていきたい」と話している。
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