神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2015年10月15日 エリアトップへ

栗田谷中 45年ぶりに制服一新 開校70周年を前に

教育

公開:2015年10月15日

  • LINE
  • hatena
新旧両方の制服を着る生徒会役員たち
新旧両方の制服を着る生徒会役員たち

 横浜市立栗田谷中学校(千田晴久校長/生徒数417人)の制服が45年ぶりに一新されることになった。10月9日にはリニューアルに携わった生徒会役員から全校生徒に発表があり、来春入学する1年生から導入される。

 現在の制服は1970年に採用されてから代々、栗中生が着てきたものだ。愛着ある一方で「襟付きのブレザーにしてほしい」など、制服に対する生徒の要望は長年絶えなかった。教職員の間でも話題に上がったことはあったが、企画から導入までに数年を要するという点でも、なかなか動き出すことができなかった。

 今回、リニューアルを決定づけたのは、2017年に迎える開校70周年。千田校長の呼びかけで今春、教職員、生徒、PTA約20人からなる選定委員会を発足した。生徒・保護者向けにアンケートをとり、集計をもとに3社のコンペを行ったという。生徒会長の橋本紗映さんは「着心地の良さも判断材料となった」と振り返る。

生徒の要望随所に

 新制服は襟付きブレザーで、女子はスカートとスラックスから選べる。また、新たにネクタイが取り入れられた。今回新たにスクールカラーとした「マロン色」をボトムスの柄や胸ポケットの刺繍などに採用。当時の美術部員がデザインした現制服の胸にある「K」の文字は、新制服のボタンに受け継がれる。発表時、在校生からは「うらやましい」といった声があがっていた。

 PTAの高崎健人会長は「生徒が自分で考えたものを形にできて嬉しい」と話し、千田校長は「PTA、子どもたち、職員みんなの気持ちがあってできたこと」と感謝を口にした。

 在校生は現制服を卒業まで着用する。

神奈川区版のトップニュース最新6

追突事故が増加中

神奈川警察署管内

追突事故が増加中

15日まで交通安全運動

4月11日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月11日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月4日

体験コーナーを刷新

市民防災センター

体験コーナーを刷新

大和ハウス工業と連携

4月4日

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

3月28日

清掃活動が100回目

反町駅前通り商店街

清掃活動が100回目

長年の社会貢献が節目

3月28日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月29日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

  • 2月1日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月16日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook