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神奈川区 トップニュース社会

公開日:2016.11.10

コットンハーバー地区住人ら
「悲願の通路」を市に要望
中央市場通りへ抜ける道

  • 開発ワーキンググループが検討したルート

 コットンハーバー自治会とコットンハーバーMGT自治会は10月31日、神奈川区役所でコットンハーバー地区から中央市場通りに繋がる歩道・自転車道新設に関する要望書を二宮智美区長に手渡した。要望書には、横浜中央卸売市場内の発砲スチロール置き場の脇を抜け、「京浜港ドックおよび水理・環境実験センター」敷地内に通路を確保する案が示された。

 コットンハーバー地区は中央市場の東隣に位置しているものの、境には塀が立てられ、中央市場通りに直接抜ける道もない。そのため、同地区から中央市場通りに出るためには、国道15号線まで出る大回りを強いられている。

 こうした状況の中、住人らは約10年前の入居当初より、利便性の向上や災害時の避難路の観点から、中央市場通りに抜ける道の確保を模索してきた。

 同要望書は、約1年前に発足した自治会の下部組織である「コットンハーバー開発ワーキンググループ」(長谷川芙佐子代表)が中心となり、従来からの住民の要望を正式な書面としてまとめたものだ。同ワーキンググループは、自治会役員やボランティアら16人で構成され、地区内の課題に対する意見のすり合わせを行っている。

 長谷川代表は「みなとみらい21地区に歩道が通じることは住民の悲願です。現地は市と国の土地が混在しており、これまでも打開策が見出せないままでした。本要望書により事態が好転してくれることを願っています」と話す。

 担当した区政推進課では「ご要望は真摯に受け止め、関係各所に打診していきたい」としている。

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