神奈川警察署(秋葉弘幸署長)は9月30日、秋の交通安全キャンペーンを相鉄バスと協力して同署周辺で行った。
この日はタレントの酒井瑛里さんが、1日署長に就任。「制服を着ると気持ちも引き締まり、背筋が伸びる。何より責任を感じる。今日は警察官として、交通事故の減少に少しでも貢献したい」とあいさつ。酒井さんは署内を見学後、同署管内で過去に死亡事故が起きた現場を巡り交通安全を学ぶバスツアーに区内の老人会の会員らと参加した。その後、神奈川交通安全協会(須藤照彦会長)が主催する花一輪運動に参加。同署付近の交差点でドライバーに花の種を配り啓発を行った。同運動は、1979年から毎年行われている。
同キャンペーンは、9月30日の「交通事故死ゼロを目指す日」に合わせて行われた。幸ヶ谷小学校交通安全母の会やクロネコヤマト、相鉄バスなどの社員が参加し、総勢約300人で交通安全を呼びかけた。最後に、秋葉署長から酒井さんに感謝状が贈呈された。
秋葉署長は、「区内では高齢者の事故率が全体で約3割と、高くなっている。こういった活動を通して区民の安全意識を向上し、1件でも事故を減らしていきたい」と交通安全強化への意欲を示した。
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