まちづくりの歴史学ぶ 鷺小で特別授業
市立鷺沼小学校(鈴木真優美校長)で9日、田園都市沿線のまちづくりの歴史を学ぶ授業が行われた。
講師を務めたのは東急電鉄(株)元専務取締役で同社顧問の西山克彦氏。授業は4年生社会科のカリキュラム「まちを開く」の一環。西山さんは東急が行なった多摩地域における都市開発と土地区画整理事業について、鷺沼駅周辺を中心に当時の写真やグラフ等を使って解説。駅北口に現在もあるロータリー交差点の由来やパリの凱旋門広場にもこの方式が使われていること等も紹介していた。
西山さんは「田園都市線沿線の開発は鉄道とまちづくりを同時に行ってきたのが特長。地域の方々の協力によるところも大きかった。地元の歴史を今の子どもたちに知ってもらえたら」と話す。鈴木校長は「カリキュラムは自分たちの住む地域の歴史を知ることが目的。田園都市線のまちづくりも、より地域に根差した教材になり得るのでは」と話していた。
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4月12日
4月5日