宮前区 社会
公開日:2026.06.24
宮前消防署 人命救助の2人に感謝状 駅で心肺停止の男性救う
宮前消防署(永岡敦司署長)は6月18日、心肺停止状態の傷病者を救命した市民2人に感謝状を贈った。
贈呈されたのは、東京消防庁職員の篠宮和也さん(水沢在住)と、東急田園都市線宮前平駅駅員の緒方陸さん。事案が発生したのは今年3月11日午前6時36分頃。宮前平駅改札前で、60代の男性が心肺停止状態となって倒れていた。駅の利用客から様子を聞いた緒方さんは現場に駆け付け、その場にいた人と胸骨圧迫やAEDを使った除細動を実施。通勤で現場に居合わせた篠宮さんも交代で取り組み、救急隊の到着前に男性の自発呼吸が再開して意識を回復した。その後、男性は病院へ搬送され、同署によると現在は日常生活に戻るまで回復したという。
当時の様子を振り返って「仕事で心臓マッサージをしたり、AEDを使っているが、迅速な対応が救命率向上につながると実感した」と篠宮さん。緒方さんは「助かってよかった。日頃から急病のお客様などに対応できるような心構えで勤務しているが、今後も一層頑張りたい」と話す。
同署で開かれた贈呈式で、永岡署長が2人に感謝状を手渡した。永岡署長は「勇気ある行動によって一人の尊い命が救われ、社会復帰につながった。改めて的確で適切な処置に感謝したい。今回の経験を生かし、救急現場での救命の普及活動に尽力してほしい」と述べた。
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