高津区役所 古い風景を後世に残す WEBに写真3,000点
高津区役所は、ホームページ上で高津区の古い写真などを閲覧できるデジタルアーカイブ「高津区ふるさとアーカイブ」事業に取り組んでいる。本格稼動は4月1日から。現在、試験的にホームページを公開している。
本格稼動は4月
高津区は2012年に区政40周年を迎え、写真を中心とした地域資料の保存活用について「高津区ふるさとアーカイブ基本構想」にまとめた。区政40周年記念事業として、区民などから寄せられた高津区の懐かしい風景1500点の写真から300点を抽出し記念誌「たかつ ひと まち 記憶」として発行している。
区役所企画課の担当者は「まちの歴史を知って、愛着を増して、もっと良いまちにしていきたい」と話す。
準備されているデジタルアーカイブでは、3000点の写真を公開予定。2月4日から試験的に公開されているホームページでは、300点の写真を閲覧することができる。
写真は時代別、「戦争」「溝口駅の変遷」などのテーマ別、キーワードで検索が可能。
ホームページは、高津区役所のHPトップ(http://www.city.kawasaki.jp/takatsu/)のバナーからアクセスできる。高津区役所では古い写真の収集を継続して行っている。問い合わせは区役所企画課【電話】044・861・3131。
昔話も紹介
またホームページでは「まちのこぼれ話しを読む」というコーナーも4月1日の公開に向け準備中だ。高津区のお年寄りに、幼かったころの高津区のまちの様子や生活をインタビューし、記録に残すという。
2013年度の高津区協働事業提案事業に採択された事業で、NPO法人市民文化パートナーシップかわさきが主催。今年度は二子、瀬田、諏訪の地域で11人にインタビューが行われた。インタビューの内容は、3月16日(日)に高津こども文化センターホールで行われるイベント「高津の昔話を聞く」で朗読劇風に披露される。午後2時〜3時(1時半開場)。申し込み不要で当日先着50人。
イベントに関する問い合わせは市民文化パートナーシップかわさき【電話】044・813・1550。
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3月29日