多摩区・麻生区 文化
公開日:2012.11.09
元技術者が登戸小で指導
身近な素材でラジオ作り
子どもたちに科学の楽しさを伝えようと、電気・通信関係の元技術者のグループ「多摩科学クラブ」(古谷睦男代表)が1日、登戸小学校でラジオ作りを指導した。参加したのは同校科学クラブに所属する4年生から6年生の児童約30人。
メンバーがラジオ作りに用意した材料は、アルミテープや発泡スチロール、紙皿など身近にあるもの。トランジスタなどの電気部品は地元の人が提供してくれたものを使用し、授業時間内で完成させるためにセロハンテープを使って簡単に作ることができるように工夫した。
児童はメンバーの一風かわった作り方に興味津々の様子。手づくりの回路に電気が流れると、「何か聞こえる!」「英語でしゃべってる」など教室のあちらこちらから歓声があがった。
6年生の丸田優南香さんは「ラジオ体操と英会話が聞こえた。みんなで楽しくできた」と話した。
古谷会長は「まず、科学を楽しんでもらうことが大事。これをきっかけに興味を持ってもらえればいい」と話した。
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