中原区市民健康の森(井田2の32)でホタル観賞会「ヒカリノモリヘ」が6月2日(金)から4日(日)まで行われる。午後7時半から9時まで。参加無料。当日は300匹を超えるホタルが井田山の夜を彩る。
昨年は3日間で約4000人が訪れた人気イベント。主催する同森を育てる会(塚原幸博会長)が「井田山の環境を活かし、この辺ではあまり見ることのできないホタルを育てたい」と5年前にゲンジボタルの幼虫とヘイケボタルの成虫を約240匹放流したのがきっかけだ。以来、森や池の手入れに力を注いできた。
「川の水は15度前後でなければいけないし、クモやザリガニなどの天敵がいるとすぐに食べられてしまう」と同会ほたる班責任者の加藤和男さんはホタルを育てる難しさを話す。この森は天敵は多いが、清水が湧いており、水が綺麗なことが特徴だという。そのため、カワニナがしっかり繁殖し、ホタルの住みやすい環境が整っている。
塚原会長は「ホタルは1、2週間程度しか生きられない。1年でこの時期だけの貴重な光をぜひ楽しんで」と話している。
申し込みは不要で雨天決行。駐車場はないため、会場へは徒歩や公共交通機関の利用を。問合せは塚原さん(【電話】044・788・6579)へ。
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