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公開日:2013.04.05

久保田宗孝さん
金山神社に置物奉納
「不妊で悩む人に希望を」

  • 置物を手にする久保田さん

 川崎区大島の彫金士・久保田宗孝さんが長男の成人を機に金山神社(川崎区大師駅前・若宮八幡宮内)に男性器をかたどった置物を4月7日の「かなまら祭」で奉納する。久保田さんは「同じ悩みを持つ人に少しでも希望を与えられたらうれしい」と話す。

 どん底から私たち夫婦を救ってくれた金山神社に恩返しがしたくて――。川崎区大島でジュエリーショップを営む久保田夫妻は25年前に結婚。すぐに夫人が妊娠し、ごく当たり前の幸せな未来がくるものだと信じていた。しかし、7カ月を過ぎた頃、突然の腹痛が夫人を襲い、子どもを死産。その後も流産を繰り返してしまった。「妻の苦しそうな姿を見るのが本当につらかった。夫として励ますことしかできず、無力感を感じていた」と久保田さんは振り返る。

 子孫繁栄、安産など神を奉る金山神社の存在を知ったのはそんなとき。夫人とともに祈願に訪れ、宮司から助言をもらった。

 病院での不妊治療や夫婦の努力などもあり、5年後に無事に長男を授かった。「神様がいるかどうかは分からないですけど、悩んでいる私たち夫妻に希望を与えてくれた」。

 久保田さんは長男が成人する今年に合わせ、5年前から何らかの恩返しを企画。同神社の歴史を学びながらイメージを固めた。作品は、銀をベースに金で装飾を施して今年2月に完成させた。「同じ悩みを抱える人にも見てもらえたらうれしい」と話す。

 奉納は金山神社側の提案で4月7日の「かなまら祭」の日に決定。同神社は「お礼参りとしての奉納はめったに無いことなので、ありがたい。今後どのように公開していくかは検討していく」としている。

奇祭が今年も大師地区で

 「かなまら祭」は4月7日の午前10時から開催。同祭は、江戸時代の遊女の掛け声に由来し、毎年2〜3万人の人出で賑わいを見せる。

 雨天決行。祭りの詳細は、若宮八幡宮(【電話】044・222・3206)まで。

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